当方、ダイヤトーンのスピーカーを使っていて
よく「ダイヤトーンの音ってどんなん?」と聞かれます。
そこで、音の傾向について考えてみます。
まずはじめに、今まで聞いてきたメーカーの(所有して少なくとも300時間程度聞いたもの)
・オンキョー
・パイオニア
が上がります。
この中で、もう一度聴きたいと思うのは「ダイヤトーン」「パイオニア」です
各社音の傾向を(あくまで個人的なものです)ピックアップします。
上から
(テクニクス)・低音から高音にかけて聞こえやすい音質。3ウェイです。
低音が若干強いと感じました。高音はシャリシャリせず、
向いているのは「ジャズとかピアノ曲、オーケストラ」だと思いました。
(オンキョー)・こちらは、安いグレードで購入しましたが、(2ウェイです)
安い割には「いい音に感じさせる」能力はすばらしいです。
低音が強すぎます。ただ、ヴォーカル域の中音が聞き取りやすく、高音が若干減衰してます。
向いているのは「主なヴォーカル曲」としかいえません。オールラウンダーなイメージですが、僕が使うのは難しいなぁ。
(パイオニア)・私が一番好きな傾向の音と感じました。
低音は芯がしっかりしています。中音もしっかりしてます。高音が苦手ですけど^^;
聴いていて「安らげる音」と感じます。
これこそ「オールラウンダー」です。
(ダイヤトーン)・音楽に向き合うならこのSPは最高。
モニター向けの音でブレの少ない音です。
詳しく後ほど。
とこんな感じです。
主に複数ユニット機での再生です。
私的には、「DALI」というメーカー、「B&W」に興味がありますが、海外メーカーと日本メーカーの音の傾向は全く違いますので悩みどころですよね。
結論である「ダイヤトーン」の音について
先程述べたとおり、
「モニター」向けで、「素直」な音ですから
当然、低音が強い曲はそちら側に聞こえやすくなるし、高音がキンキンしてる音にはそういった傾向になります。
音楽を楽しむというより音の正確さを愉しむ?
あと、録音がしっかりしている曲でないとまともに再生しません。
多少の+dbならなんとかなりそうですが、今の音楽(J-POPにありがちなメーターを振りきっている適切な録音レベルではないもの)は向かないと感じます。
アニソンで例えるなら
1990-2000のものと2010-2015の曲では録音レベルがとても違います。
気に入っている「天地無用!シリーズやサクラ大戦」の曲はちょっとだけ
レベルが超してるくらいですが、最近のものはほとんど割れてますね^^;
こういった曲にはどうも向きません
個人的に向いている曲は「弦楽器の演奏とかピアノ曲、オーケストラ、女性ボーカル曲」だと思います。